絵手紙の書き方 1(顔彩、墨汁、筆を使う)

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1、準備するもの
絵手紙に書きたいもの

書きたいものを選びます。

今回はポトスを使います。

机上の、よく見えるところに置きました。

机上の準備

はがきの下に、書道用のフェルトの下敷きを敷いています。

キッチンペーパーは筆を拭くために用意します。

この墨汁は水で2倍に薄めています。

水の量が多いと淡い墨色。少ないと濃い墨色になります。

墨汁のついた筆先を揃えているところ

筆に墨汁を含ませ、皿のふちで筆先を整えます。

筆の持ち方(上の方で持っています)

筆を持つ位置は書き方により

穂先近くや中央部分を持つこともあります。

画仙紙はがきに書く

どこから書くという決まりはありません。

書きたいところから描いて大丈夫です。

思い切って大きく書きましょう。

輪郭線を書いた

墨汁で輪郭線を書きました。

顔彩を水で溶かす
菊皿で色を作る

顔彩を水で溶かし、菊皿に移します。

好みの濃さに薄めて使います。

色を塗る

薄い色から塗る方が汚れにくいです。

文章を入れる

色を塗り終えたら、一言文章を添えます。

今日は、絵手紙を送る相手に

ポトスのお裾分けをしたいので

このように書きました。

消しゴム印と石

「印」を押しましょう。

日本画や書道などでは「落款」と言います。

消しゴムや石などで簡単に作れます。

絵手紙、出来上がり

出来上がりました!

これを見れば、「なんだこんなものか」と

思われることでしょう。

そうです。とても簡単です。

このように、難しい技術なしに手軽に書けるのが

絵手紙のいいところなのです。

また、墨や顔彩、筆は日本の文化に馴染んだものであり、

独特の風情をかもし出す、楽しい画材です。

ぜひ一度手に取って、使ってみませんか?

 なお、  

「日本絵手紙協会」(1985年小池一夫氏が設立)では

絵手紙に関するさまざまな活動が行われています。

ご興味のある方は、どうぞご覧ください。→ リンク先https://etegami .or.jp

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