書きたいものを選びます。
今回はポトスを使います。
机上の、よく見えるところに置きました。
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はがきの下に、書道用のフェルトの下敷きを敷いています。
キッチンペーパーは筆を拭くために用意します。
この墨汁は水で2倍に薄めています。
水の量が多いと淡い墨色。少ないと濃い墨色になります。
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筆に墨汁を含ませ、皿のふちで筆先を整えます。
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筆を持つ位置は書き方により
穂先近くや中央部分を持つこともあります。
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どこから書くという決まりはありません。
書きたいところから描いて大丈夫です。
思い切って大きく書きましょう。
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墨汁で輪郭線を書きました。
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顔彩を水で溶かし、菊皿に移します。
好みの濃さに薄めて使います。
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薄い色から塗る方が汚れにくいです。
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色を塗り終えたら、一言文章を添えます。
今日は、絵手紙を送る相手に
ポトスのお裾分けをしたいので
このように書きました。
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「印」を押しましょう。
日本画や書道などでは「落款」と言います。
消しゴムや石などで簡単に作れます。
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出来上がりました!
これを見れば、「なんだこんなものか」と
思われることでしょう。
そうです。とても簡単です。
このように、難しい技術なしに手軽に書けるのが
絵手紙のいいところなのです。
また、墨や顔彩、筆は日本の文化に馴染んだものであり、
独特の風情をかもし出す、楽しい画材です。
ぜひ一度手に取って、使ってみませんか?
なお、
「日本絵手紙協会」(1985年小池一夫氏が設立)では
絵手紙に関するさまざまな活動が行われています。
ご興味のある方は、どうぞご覧ください。→ リンク先https://etegami .or.jp