絵手紙の書き方 画材別に解説

絵手紙の道具の写真
絵手紙に使う日本的な道具の写真

絵手紙は 色々な画材を使って描くことができますが、

画材によって、使い方が少し違います。

この絵画教室では画材別に

簡単に書き方を解説します。

1.顔彩、墨、筆を使う方法

一般的に絵手紙でよく使われるものです。

右上から墨汁用小皿、墨汁(青墨)、菊皿、筆洗

右下から画仙紙はがき、筆、顔彩。

それぞれ簡単に説明します。

・顔彩

日本画で使う固形の絵の具です。

水で溶いて使います。

色々なメーカーや色味があります。

初心者の方は12色〜16色くらいが使いやすいでしょう。

・墨

墨と硯を使って描くこともできますが、

ここでは簡便に、墨汁、溶き皿を使います。

墨汁用の皿は、皿状のものなら何でも使えます。

墨汁は、滲みがきれいに出やすい

「青墨」を使います。

なければ、書道用のものでも構いません。

墨汁も色々あるので、まずは一つ

手に入りやすいものを使うと良いでしょう。

・筆

輪郭線、文字用

日本画用の毛筆を使います。

「長流」という穂先が長めの「付立筆(つけたてふで)」

を使います。墨の含みがいいです。

色付け用

「隈取り筆」や「彩色筆」を使います。

穂先が短く、柔らかい筆です。

筆も色々ありますので、手に入りやすいもので

大丈夫です。

・書道用の小筆でも充分使えますが、

墨用と色用は分けた方が色がきれいに出ます。

・紙(はがき)

画仙紙はがきを使います。

画仙紙という和紙の一種でできたはがきです。

これもメーカーや種類によって色や、滲み方が違いますので、

手に入りやすいものを使って

はじめてみるといいです。

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